ChatGPTとBloggerの連携に成功!Codexで自作したMCPサーバーを使ってみた


BLOGGER × CHATGPT × CODEX / 実践編

構想していたBlogger用MCPサーバーを、実際に作って接続してみました。

ChatGPTから記事を探し、内容を読み、下書きや更新につなげる。使えるようになった機能と、残る課題を紹介します。

※2026年10月29日時点の接続状況に基づき、ChatGPTを利用して作成した記事です。提供されている機能と実際に動作確認した機能は区別しています。

Bloggerに新規アップロードしたMCPサーバー連携の説明画像
図1:今回新しくBloggerにアップロードしたMCP連携の説明画像。

前回は「MCPサーバーをどこに置くか」を考えていた

前回の記事では、ChatGPTで作成した文章をBloggerへ手動でコピー&ペーストする手間を減らすため、MCPサーバーを自作する方法を検討しました。

当時、記事には「そこで考えたのが、自分でBlogger用のMCPサーバーを作ることです。」と書いています。Google Cloud RunやCloudflare Workersなどを比較し、まずは記事取得を試す計画でした。

今回はその続編です。Codexを利用してBlogger用MCPサーバーを作成し、ChatGPTから呼び出せるようになりました。今回は具体的な設置先や認証情報の説明ではなく、実際に何ができるかを中心に紹介します。

ChatGPTとBloggerをつなぐ構成

MCP(Model Context Protocol)は、AIから外部のサービスや機能を利用するための共通の仕組みです。今回の接続は、ChatGPTとBlogger API v3の間に自作MCPサーバーを置く構成です。

ChatGPT
↓
自作Blogger MCP Server
↓
Blogger API v3
↓
Bloggerの記事・固定ページ
図2:ChatGPTから自作MCPサーバーを経由してBloggerの情報を扱う流れ(概念図)。

ChatGPTから依頼すると、MCPサーバーがBlogger APIを利用して記事や固定ページを取得・操作します。Blogger APIには記事の取得、追加、更新、公開、下書きへの差し戻しなどが用意されています。

現在利用できる11機能

今回接続したMCPサーバーには、ブログの参照、記事管理、固定ページ管理を含む11種類のツールが用意されています。

MCPツール用途
list_blogs接続可能なブログ一覧を取得
list_posts公開記事や下書きの一覧を取得
search_posts公開記事をキーワードで検索
get_post指定した記事の本文HTMLと情報を取得
create_draft新しい記事を下書き作成
update_post既存記事の指定項目を更新
publish_post下書きを公開
revert_to_draft公開記事を下書きへ戻す
list_pages固定ページ一覧を取得
get_page固定ページの本文を取得
update_page固定ページの指定項目を更新

※11ツールが接続先から公開されていることは確認済みですが、すべての操作を実データで実行・検証したという意味ではありません。

実際に2つのブログと前回記事を取得できた

まず、ChatGPTからlist_blogsを実行したところ、管理している2つのブログが取得できました。続いて、今回の続編の元になった投稿ID 5140230183894826641を指定してget_postを呼び出すと、前回記事のタイトル、公開日時、本文HTML、ラベルなどを取得できました。

画像のURLもHTMLに含まれていたため、前回記事に掲載した画像も確認できました。今回は別途Bloggerにアップロードした新しい画像を使用しています。list_postsによる記事一覧の取得も確認できました。

今回、実際に動作確認できたこと
  • 接続先ブログ2件の一覧取得
  • 公開記事一覧の取得
  • 投稿IDを指定した既存記事の取得
  • 記事本文のHTML・ラベル・既存画像URLの参照
  • 新規記事の下書き作成に向けたMCPの事前プレビュー

「前の記事を読み、続編を作ってほしい」と依頼できるのは便利です。記事全文をChatGPTへ貼り付けなくても、直接MCPから必要な情報を取得できました。

下書き作成・既存記事更新は安全性も重視

今回は、本文を整形したHTMLとして扱い、新規記事はまず下書きに保存できる構成です。公開は別のpublish_post操作として分けています。

書き込み操作では、変更前に内容を確認する事前プレビューと承認の手順を用意しました。また既存記事の更新には取得時点のバージョンを利用し、別の編集によって内容が変わっていた場合の意図しない上書きを抑える仕組みがあります。

AIに編集を任せる場合も、内容を確認してから保存・公開する運用を続けたいと思います。特に既存記事では、画像、リンク、装飾などを壊さないように注意が必要です。

画像とキャプションはどうする?

Bloggerの記事本文はHTMLなので、画像URLを指定した<img>タグと、説明を付ける<figcaption>タグを組み合わせられます。今回の記事では、Bloggerに新しくアップロードした画像を利用し、図番号とキャプションを付けました。

ただし、現状のMCPには画像ファイルをBloggerへ新規アップロードする専用ツールはありません。今回はBloggerの編集画面で画像をアップロードし、MCPで記事内の表示画像を差し替えました。既存画像の再利用とMCP経由の新規アップロードは別の機能です。新しい画像のアップロードもMCPでできれば、アイキャッチ画像まで含めた記事作成がより便利になるはずです。

アクセス解析など、これから追加したいこと

前回の記事ではアクセス数の取得や記事の改善まで実現したいと考えていました。しかし、今回接続している11ツールには、ページビュー数やGA4の取得機能はまだ含まれていません。

Blogger APIのPageViews: getはブログ全体の集計に対応します。一方、個別の記事のアクセスを詳しく分析する場合はGA4など別のデータソースが必要になります。このあたりは今後の拡張候補です。

また、MCPサーバーの運用には認証情報の管理、接続できるブログの制御、公開時の承認などが重要です。機能を増やすだけでなく、安全に運用できる仕組みも整えていきたいと思います。

まとめ:構想から使えるツールへ

前回は「ChatGPTとBloggerを接続したい」という構想の段階でした。今回はCodexで作成したMCPサーバーを実際に接続し、ブログ一覧・投稿一覧・記事本文を取得するところまで確認できました。

今後は下書きの作成・更新機能を活用しつつ、画像アップロードやアクセス解析との連携も進めていきたいと思います。ChatGPTから記事を直接参照できるだけでも、ブログ運営の作業はかなり変わりそうです。

📝 実際に使ってみた感想・追記(筆者記入欄)

今回、Cloud Runを使ったわけですが、Azure,AWSは経験があれど、Google Cloud Platformはほぼ触ったことが無かったので、Codexを使っているとは言え、割と面倒でした。

しかし、MCPを配布するにしろ、有料でホスト先を探さなければいけないのでは使い勝手が悪いので、Cloud Runを使うのが現状、最適解なのかなと思っています。

もう少し使ってみて、問題なさそうなことを確認したうえ、導入方法を整備したらGitHubを公開しようかと思います。

参考:前回の記事 / Blogger API v3(Google公式) / Blogger PageViews API / OpenAI公式:カスタムMCPサーバー

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