2016年11月16日水曜日

Hyper-Vのレプリケーションとフェールオーバーと反転と

自社サービスのWEBサーバーが先日落ちました。
厳密に言うとWEBサーバーが乗っている母艦(WEBサーバーはVM)のネットワークが切れて接続ができなくなった。
いずれにせよWEBサーバーにはその時点でアクセスできないわけでサービスが一定時間止まった。

時間としてはさほど長くなかったのでなんとかなったものの対策はしなければならない。
そこでいくつか考えてWindows Server フェイルオーバークラスタを組もうかと思ったが外部ストレージが用意できなかったので却下。
次点でHyper-Vのレプリカを用意してフェイルオーバーさせる事に。

参考記事:今すぐ始める Hyper-Vレプリカ活用術 (1/2)Hyper-V レプリカの展開

上記の記事あたりでとりあえずレプリケーションはできた。
レプリケーション自体は大した手間ではなくサーバー機2台あればすぐにでもできる。

問題はフェイルオーバー。
フェイルオーバー後、レプリカ先が稼働しプライマリは停止する(または一時停止)になるのだが、
そのあとでレプリケーションの反転を行わなければならない。
これをやらないとどうなるかと言うとレプリカ先が動作を続けるが、本来のプライマリには変更内容が転送されないので平たく言うとシングルで動いているような感じになる。

そこでレプリケーションの反転を行うのだがそこで下記のエラーが出た。

レプリケーションの反転が Event ID 32090 で継続してエラーとなる

何度、反転を行おうとしてもエラーが出る。おかしい。だんだん腹が立ってくる・・・

だいだい2時間はハマってたと思う。テスト環境なのでレプリカを削除してはフェイルオーバー、
反転、できない、削除、もう一回トライの繰り返し。
計画フェイルオーバーでも計画外フェイルオーバーでも同様なので色々悩んだが結果はどうもログインユーザーの様だった。

プライマリ側は自分のマシンでドメインユーザーで入っている。
※Windows Server 2012 R2が自マシンでHyper-Vが動いている

レプリカサーバーもWindows Server 2012 R2でドメイン参加もさせているがログインユーザーはローカルユーザーだった。

試しにドメインユーザー(自マシンと同じユーザー)で入ってみたら一発で反転できた。
今までの苦労とは・・・?

そういえば似たようなことがSQL Serverのフェイルオーバークラスタでもあったような・・・

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